条件分岐とは
プログラムでは、値の内容や、処理の内容を変えることで、複雑な計算や処理を行う。こういった仕組みのことを、条件で分岐するということで「条件分岐」と呼ぶ。
Javaの制御文
大きく分けて4種類存在する。
・if文:条件式を評価した結果に応じて処理を分けたい場合に使われる。
・switc文:対象の式を評価した結果の値に応じ、値に一致するラベルの位置へ処理を移すために使う。if文と同じような使い方ができる。
・for文:指定した回数だけ処理を繰り返す時に使われる。
・while文:主に指定した回数だけ繰り返し目的で利用されるfor文に対して、条件が満たされている間は何度でも繰り返す目的で利用される。
if(もし〜なら)
プログラムでは、条件分岐を「if文」という書き方で実現する。if文は「if (条件) {処理}」と書き、条件がtrue(真)の場合に処理を行う。
else(エルス)(さもなければ)
if文では、条件がtrueの時の処理だけでなく、falseの時の処理を書く方法がある。それが「else」である。elseは「if (条件) {trueの時の処理} else {falseの時の処理}」と書くことができる。
条件がtrueの時の処理の流れ
if (true) {
↓
○trueのときは処理する}
↓
else { ×無視する}
条件がfalseの時の処理の流れ
if (false) {
↓
×無視する}
↓
else { ○falseのときに処理する}
else if
さらに複雑な処理を行う場合は「else if」を使う。
「{ }」の省略
if文の「{ }」は、処理内容が1行のみの場合は省略することができる。