ゼミ学習でパズル(頭脳)ゲームのようなものを最終的に作ってみたいと思ったので、まずゲームはどのように作られているのか調べてみた。
 調べてみるとゲームを作るにはプログラミング言語(開発言語)が必要だということが分かった。プログラミング言語とはコンピューターに命令するために必要な言葉で、これを覚えないとゲームは作れないのである。
 また、プログラミング言語は用途・目的によっていろいろあり、 ゲームに使えそうなものを、まとめてみた。

 Java(ジャバ)
  Web開発からデスクトップソフト開発まで強い言語で、一度プログラムを作れば、いろいろなOS環境で動かせる、メモリ管理の自動化など、開発を容易にするという特徴がある。携帯端末からサーバー用途まで幅広く利用されている。
 また、コミュニティや多数の企業によりオープンソースで作成されており、誰でも無料で利用できる。

 ActionScript(アクションスクリプト)
  Web開発に強い言語で、Flashの開発などに使用されている。これを用いることにより、動画や音声の作成など、コンテンツに複雑な処理などさまざまな方法で Flash 作品を作ることが可能である。

 C(シー)
  全般的な開発に対応できる言語であり、歴史が古く、現在のプログラミング言語に絶大な影響を与えた。移植性が高く、現在も様々な分野で幅広く利用されている。ワープロソフトなどの「ソフトウェア」と呼ばれるものは、この言語で開発されていることが多い。
 また、開発に必要な物は無料で集めることが可能である。

 ここからは前回調べた中からJavaについて色々と勉強していきたいと思っている。
 今回は開発環境とJavaの特徴について調べた。

開発環境とは
 プログラムを書いただけでは動かない。プログラミング言語によるが、コンピュータ上で動く状態に変換したり、動かすためのアプリケーションが必要。Javaでは「JDK(Java Development Kit)」がこういった動作をする。

以下、Javaでプログラムを書いて実行するまでの作業の流れ
 1. 人間がテキストファイルとしてプログラムを書く。
 2. 「Javaコンパイラ」が、テキストファイルをJava用のファイルに変換する(この作業を「コンパイル」と呼ぶ)。
 3. 人間には読めないJava用のファイルができる(このファイルを「中間ファイル」と呼ぶ)。
 4. 「Java仮想マシン」というアプリケーションが、Java用のファイルを読み取る。
 5.プログラムとして動作

 また、プログラムを書く際には、ソースコードを見やすく表示したり、命令を自動で補完してくれたりする支援ツールを利用した方が便利。
 そういったアプリケーション(支援ツール)のことを「開発環境」や「開発ツール」と呼ぶ。特に、プログラムに関する各種機能が全部入ったアプリケーションのことを「統合開発環境」と呼ぶ。

Javaの特徴
 世の中には、WindowsやMacintosh、Linuxなど、様々なパソコンのOSがあり、Windowsで使う実行ファイル(拡張子が.exeのファイル)は、他のOS上では動かない。これは、各OSによってコンピュータの仕組みが違うからである。
 Javaでは、各OSや環境向けにJava仮想マシンを用意している。そしてJavaコンパイラで作られたファイルを、それぞれの環境上で動くようにしてくれている。
 ポイントは、どの環境で作ったJava向けのファイルでも、Java仮想マシンは読み取り動作させることができる。 例えば、Windowsで作ったファイルを、Macintosh上のJava仮想マシンでも実行することができる。
 このような仕組みはJavaの特徴になっている。

 今回は前にも出てきたJDKとその中の実行ファイルJavaコンパイラとJava仮想マシンについて調べた。

JDKとは
 JDKは、「Java Development Kit」(Java開発キット)の略。Javaでアプリケーションを開発する際は、まずこのアプリケーションをダウンロードしてインストールする必要がある。
JDK 入手先
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
 JDKには多くの実行ファイルが入っている。その中でも特に重要なのは「Javaコンパイラ」と「Java仮想マシン」である。

Javaコンパイラ(と中間ファイル)
 Javaコンパイラは、人間の書いたプログラムを、Java用のファイルに変換する。この作業を「コンパイル」と呼ぶ。また、このような作業をするアプリケーションのことを「コンパイラ」と呼ぶ。
 Javaでは、人間用のプログラムの拡張子は「.java」で、Java用のファイルの拡張子は「.class」になる。
 拡張子「.class」のJava用ファイルを「中間(言語)ファイル」と呼ぶ。また、このファイルに書いてあるコンピュータ用の命令を「中間言語コード」と呼ぶ。Javaコンパイラは、ソースコードから、この中間ファイルを作成する。

Java仮想マシン
 Java仮想マシンは、Javaコンパイラが作った中間ファイルを読み取り、動作させるアプリケーションである。Javaコンパイラで変換したファイルは、Java仮想マシンが動作するコンピュータならどこでも動作する。

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